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県内景気動向調査(2024年1-3月実績、4-6月見通し)

【全体概要】

2024年1-3月期の県内企業の景況判断BSIは8.7で「上昇」超。仕入れ値高騰と価格転嫁のサイクルによる急激な物価上昇局面にありながらも、全体としては経済活動が活発であることから、「県内景気は緩やかに回復している」。

4-6月期の景況見通しBSIは11.9で「上昇」超。コロナ禍からの回復が一巡し、踊り場を迎える中、物価高騰や人手不足、2024年問題、国内外における地政学リスクなどさまざまな景気変動要因があり、不確実性の高い状況が続くと見られる。

【業種別概要】

  • 観光関連 〔 回復傾向示すも、利益率は厳しい 〕
  • 旅行・宿泊業の景況判断BSIは0と回復傾向を示した。沖縄県への入域客数は27カ月連続の前年比増。アンケートでは、外国客向けに売上を伸ばした企業が多い結果となっている。
  • 建設業 〔 人手不足で「頭打ち」感 〕
  • 景況判断BSIは4となり、7四半期連続の「上昇」超となった。一方、「上昇」超幅は前回調査の30.4から20ポイント減少しており、人手不足に伴う受注数の「頭打ち」感などが、景況感に影響したとみられる。
  • 卸売・小売業 〔 「下降」超 物価高が家計に影響か 〕
  • 景況判断BSIは-3.0で「下降」超。大型流通関連からは「値上げしているため売上は増えているが、販売数は減少している」との声が聞かれ、物価高による家計への影響が出ているようだ。
  • 飲食サービス業 〔 「上昇」超 観光回復の寄与大きく 〕
  • 景況判断BSIは4で「上昇」超。マーケットを見ると、県外需要26.1、海外需要(外国人)30.4と観光回復による寄与が大きくなっている。ただし、経常利益BSIは4.3と利益率が厳しくなっていることがうかがえる。

【雇用】

  • 従業員数〔 人手不足感、続く 〕
  • 従業員BSIは8で大きく「不足」超となっている。すべての業種で人員が「不足」超となっている。とりわけ、情報通信業、飲食サービス業、建設業などで「不足」超幅が大きくなっている。

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